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サイボウズ株式会社社長 青野慶久

サイボウズ株式会社社長 青野慶久
●青野慶久(あおのよしひさ)1971年、愛媛県出身、大学卒業後、松下電工に入社し、その後26歳のときにサイボウズ前社長の高須賀宣氏らとともに、97年同社を松山市に設立し、副社長に就任。05年に社長に就任した。同社は06年に東証一部に上場を果たす。
「やりたい」以外に理由は必要ない
創業10年でグループウェアのシェア第2位に
    最初に御社の概要をお聞かせください。。
青野社長: グループウェアの開発、販売を行っています。グループウェアというのは社内で情報を共有し、業務を円滑に進めることを支援するものです。例えば共通のスケジューラーなどですね。
    日本におけるグループウェアのシェアでは、IBMに次ぎ第2位だそうですね。創業から10年でここまでシェアを伸ばした要因はなんだとお考えですか?
青野社長: 「簡単だ」ということだと思います。それは使う人もですし、運用する側もです。価格が安いということもあるでしょう。
また、まずは無料で試してもらうことが可能ですので、「買って実際使ってみたら使い勝手が悪い、皆に使ってもらえない」ということがないので、それが信頼に結びつき、シェアを伸ばせたのではないかと思います。
    まずはお試しから、というのは品質に自信があるからできることなんでしょうね。
青野社長: 松下電器の創業者の松下幸之助にも似たようなエピソードがあります。彼が最初、自転車用のランプを作ったとき、誰も見向きもしなかった。そこで彼がランプを無料で配り歩いたところ、「これはいいじゃないか」と評判が広がったそうです。
同じように、私たちの会社も10年前に始めたころはシェア0%、ブランド力もゼロです。信用を得てもらうためには、まずは使ってもらわなくてはいけません。

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