情熱と決意こそが、すべての源
インターネットビジネスの起業塾、失恋のカウンセリングなどを運営。
著書に「失恋に効く魔法のことば」(講談社)。anan など雑誌掲載多数。
殿堂入りメルマガ「考える力をつける」を4年に渡り執筆。読者約3万人の人気メルマガに。
多くのビジネスマンが、小手先のノウハウや手法に走り過ぎているのではないかと感じます。
・営業成績を上げる方法
・時間管理術
・NO と言わせないコミュニケーション方
・部下を操るリーダーシップ術
などなど。こういった、すぐにでも効果が出そうな方法に飛びつきそうになる。でも、知識やノウハウを増やしても、仕事が出来るようになるわけではありません。
それより何倍も大切なもの。それは、「絶対に、この仕事を絶対に成功させるんだ!」という強い気持ちです。
精神論を語るつもりはありませんが、自分自身の経験や、たくさんの経営者を見てきて、仕事を成功させる上で最も大切なことは、決意や情熱だということに気付きました。その思いがなければ、どんな知識やノウハウも何の意味も持ちません。
MBAなどの資格があっても仕事が出来るわけではないし、ノウハウの豊富な経営コンサルタントが、ビジネスで成功するわけではありません。
世の中に出ているノウハウやマニュアルというのは、うまく行った人の行動や考え方を、体系立てたものに過ぎないのですから。情熱なく、成功者の手法だけ真似ても、うまく行くはずがないのです。
そんなノウハウに頼るよりも、情熱を持って仕事をすることの方が、何倍も大事。これは、精神論でもなんでもなく、人生やビジネスにおいて成功を目指すものにとって、最も重要な点です。
・ライト兄弟が、空を飛ぶためのノウハウを買ったでしょうか?
・松下幸之助が、マネジメントのセミナーに出席したでしょうか?
・イチローが、バッティングの指導を誰かにお願いしたでしょうか?
すべて、自分の力と情熱で、道を切り開いてきたはずです。
テニスの世界ランク上位200人は、技術的にはほとんど差がないのだそうです。それでも、1位〜200位まで順位がついてしまうのは、どうしても勝ちたいという気持ちの差。
二流と一流の人間の間にあるものは、技術やノウハウではなく、「やってやるぞ!」という気持ちなんですね。
実は、これが最も語られないですが、最も重要なことなのです。
「今、あなたは、情熱を持って仕事に取り組めていますか?」
「困難が出てきたら、簡単に諦めていませんか?」
目先のノウハウに飛びつく前に、自分自身に問い掛けてみましょう。