気づき体質になるには
みなさん、はじめまして!「自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのススメ」
を執筆・発行している気づきプロデューサーの有賀と申します。
今回から5回にわたって、ビジネスパーソンとして市場価値を高めるための秘訣、
ヒントをお伝えしていきます。今回は「気づき体質になるには」について。
ビジネスマンとして成長しつづけるためには、「気づき体質」であることが重要です。
「今の自分より一段階上の人間になりたい」と考えたときにどうすればよいでしょうか?
「各種ビジネスセミナーを受講する」「経験と勘と度胸と気合で頑張る」
「感性と行動力で勝負する」などでしょうか?
答えは「今までの考え方や行動を改善する」です。自分自身の問題点や強みに気づかなければ、
反省も対策をとることもできません。
では「気づく力」=「気づき体質」になるにはどうすればいいのか?
これは、ものごとに対して常に好奇心旺盛であり続けることです。
そうすることでさまざまなことを理解でき、自分自身や周りを見渡せる
「真のビジネスパーソン」となることができます。
人は歳をとると「今までインプットしてきた数々の情報」を繋ぎ合わせて、
素晴らしいアイディアを創造することは出来ますが、数々の情報を引っ張り出してくる能力と、
新たな情報をインプットする能力は自然と落ちて行きます。
すると「既成概念や今までの価値観」の中でしか、ものごとを考えなくなるので、
多くの年長者は「時代遅れ」とか「頑固者」と評されるのです。
若いうちは、経験が少ないため多様な価値観を理解しづらく、
歳をとると多様な価値観を理解する概念はあっても、
自然に不必要だと判断した情報を無意識のうちに遮断しているので、
新たな価値観を理解できなくなるのです。
したがって、人は意識的に常に知的好奇心をもって、ものごとを捉え続けて考えて行くことが必要なのです。