知識をためて、知恵を使おう!!
こんにちは、メルマガ「上司の心得、部下の心得」を発行している瀬川裕之です。
自分自身の市場価値を高めるための心得をお送りしてきましたが、4週目の今回で最終回となります。
少しでも皆さんの刺激になっていれば幸いです。
「知識」と「知恵」、一見同じような言葉ですが、ビジネスの世界では雲泥の差があります。
その最大の違いは、知識は過去であり、知恵は未来ということです。
学校教育では、知識の多い生徒が優秀な生徒となる評価がメインであり、評価を得るために、
知識を貯めることが目的(勉強)となります。しかし、ビジネスの世界では、
知識があるのは仕事をする上での最低ラインであり、
その先に生まれる創造的な部分(知恵)が競争力の差となってきます。
学生のころ、「目的」であった知識を貯める行為は、ビジネスの世界では、
知恵を出すための「手段」であり、この「目的」と「手段」の視点をしっかりと把握することが大切です。
では、「知恵を使う」とは一体どういうことでしょうか?
それは、「新しいことを生み出す」「創造する」ということです。知恵を使うときのことを考えてみて下さい。
そこには、何とかしたいという気持ちがあり、「あきらめない」気持ちがあります。
このあきらめない気持ちが、知恵を生み出す原動力になるのです。
あきらめるのは非常に簡単なことです。自分で「あきらめた!!」と心の中で決めてしまえば、
それで終わりです。理由なんていくらでも作ることができます。結果的にはダメなことでも、
あきらめずに考えることで、人は大きく成長します。そんな成長のチャンスをみすみす逃している人が非常に多いのです。
たった一度の人生です。ちょっとこだわって、あきらめずに知恵を絞ってみて下さい。
そして出てきた知恵を使うこと。つまり行動すること!!行動しないと何も変わりません。
Just do it.
チャレンジした者にだけチャンスがあり、
それはあきらめるまで終わりじゃない。
「今回、少しでも皆さんの心に刺激になれば幸いです。最後に一言、 「知識や経験は、出来ない理由じゃなくて、出来る理由を導くために使うものです。 そして良くも悪くも行動した者にしか結果は出ません。Just Do it!」