明日の仕事にきく。読めば俄然やる気になる ビジネスキーパーソンwebインタビュー

株式会社ワン
代表取締役
小笠原明光

●小笠原明光(おがさわらあきみつ)株式会社ワン代表取締役。1967年生まれ。NECへ3年勤務の後、アメリカのユタ州へ留学。帰国後、住宅営業を経て、家電量販店の販売員として全国売上げNO.1になる。その後、東急ケーブルTVのインターネット事業部にて活躍。1998年8月有限会社オー・エヌ・イーを設立。2001年8月株式会社ワンに組織変更。

第68回

社員あっての会社だから、
社員一丸となって走り続けたい

社員の気持ちや考えを常に拾っていきたい
会社を立ち上げたきっかけ、そしてどんな会社を作りたかったのでしょうか?

小笠原社長:ワン設立まで働いていた会社は本当に自分のやりたい仕事とは思えなかったもので。留学時、コンピューターサイエンスを専攻していたこともあり、私が以前勤めていた会社の気の合う仲間と3人ではじめたのがきっかけです。会社を作るに当たり決めたことは社内の垣根がなく、社員全員で作り上げる会社にしたいということです。

実際に社内会議では、みんなからの意見を積極的に採用していますし、社員の発言も活発なんですよ。エンジニアというのは客先常駐が多い職業なので、社員も悩みや不満を抱え易いのが現状です。自分も経験上、そういった気持ちがすごく分かるんですよね。だからこそ、社員の気持ちや考えを常に拾っていきたいし、言ってもらえる環境を第一に考えていきたいんです。

今後の事業展開は?

小笠原社長:私も現場から退き、経営に注力出来る環境も整ったので、いよいよ事業を拡大していきます。具体的な展開としては、大手外資の案件も決定しています。そういう事業展開を実行していく中で、やはり目標上場ですかね。このことは公言していることでもあるので、夢ではなく、目標です。こういう意識を社内で共有しているということも今後の事業を展開する上で原動力となっています。

社員全員が作り上げる会社にしたい。
人材に関してはどうお考えですか?

小笠原社長:先程もお話しましたが、ワンの場合、社員が会社を作り上げるのですから、人材は最も重要であり、絶対不可欠ですね。客先常駐のエンジニアに対してのフォローや、社内会議を見て頂ければ納得してもらえるのかなと思いますね。社員が何でも言い合える環境。社員ありきの会社だと思っています。

どんな人物が理想ですか?

小笠原社長:最も期待することは「やる気」ですね。異業種からの未経験者はもちろんのこと、学歴・経歴は一切問いません。ワンの採用試験を見れば一目瞭然ですよ。うちは基本的に書類で選考はしません。ですから応募してくれた方々には必ず会うようにしています。やはり、会って話してみないと分からない部分もあるんですよ。ですから、面接では自分の気持ちを素直に語って欲しいですね。

人材採用で実現させたいことは?

小笠原社長:今後の事業拡大に伴い、増加する案件への着手ですね。「やる気」のある人材が採用できればそういった案件にも取り組んでいけます。何よりワンには未経験者でも活躍出来る環境があります。高い技術を持つエンジニアがマンツーマンでサポートしますので。そして、ワンの抱く考えに共感し、目標を実現に近づけることですね。そういった意味で今回の採用はワンの将来への大切な一歩目だと思っています。

若いビジネスパーソンへのアドバイスは?

小笠原社長:しつこいようですが「やる気」があれば、技術も覚えられますし、興味もわきます。そういう方をお待ちしております。