明日の仕事にきく。読めば俄然やる気になる ビジネスキーパーソンwebインタビュー

株式会社イー・エージェンシー
代表取締役社長
甲斐真樹

●甲斐真樹(かいまさき)1970年 大阪府枚方市生まれ。1995年インターネット分野にて起業を決意。大学時代の後輩らと共に日本発の検索エンジンサービス「JAPAN SEARCHENGINE(その後、DRAGONに改名)」を立ち上げ。以後、Eメールソリューション事業、Webソリューション事業などの立ち上げ、現在、イー・エージェンシー、ドラゴンフィールド、e-365の代表取締役社長。

第62回

チャレンジングな姿勢で
次のコミュニケーションを創る

たゆまぬ挑戦で、業界のリーディングカンパニーに
現在、Webが求められる役割についてどうお考えですか。

甲斐社長:企業など情報発信側とユーザーを結ぶコミュニケーションツールとしての役割をWebが担うようになりました。ブログやSNSなどを通じて、ユーザーとの距離を縮めようとする企業が増えていますね。

Webの役割が重要になる中で、御社のサービスについてお聞かせ下さい。

甲斐社長:企業とユーザーのより良いコミュニケーションの形を提供するために、コンサルティングからWebサイトの制作・運用まで、PC・モバイルを問わず、Webマーケティングを網羅的に提供しています。また、これまでに蓄積した知識や経験は、複数の書籍の発刊として結実しました。

高品質と先進性、共に業界のリーディングカンパニーであると自負していると伺いました。どの様にして、その高いレベルを維持し、事業を拡大されてきたのですか。

甲斐社長:それは私たちが「リスクに挑んできた」結果で、自社運営サイトを通じて常に試行錯誤を繰り返してきました。もちろん、成功事例ばかりではありませんが、着想は実践し、成功からも、失敗からも学ぶ。その研鑽を通じて、サイト運営のコツを蓄積し、事業拡大に繋げてきましたね。

最近ですと、どのような成功例があるのですか。

甲斐社長:関連会社のドラゴンフィールドより『もごもご』という、SNSよりもライトなコミュニティサービスをリリースし、好反響を持って受け入れられました。Webの先端で何が起きているのか、一度実感してみてください。

Webに根ざした若い感性でユーザーに感動を
今後の事業展開については、どうお考えでしょうか。

甲斐社長:現在、東京・京都に拠点を置いていますが、将来は国内主要都市や中国・アジアに向けてもサービスを展開する予定です。

今後の事業展開を踏まえ、御社の求める人材はどのような方ですか。

甲斐社長:我々はサイト構築にとどまらず、次のコミュニケーションを「創る」企業でありたいので、チャレンジングな姿勢を持ち続けています。ですから、失敗を恐れずに挑戦し、そこから何かを学び、感じ取ることの出来る人がいいですね。

では、そういった方にどのような活躍を期待されますか。

甲斐社長:そうですね。中高生の頃からWebが身近にあった現在20代半ばの人たちは“ライフスタイルの一部”として、Webを通じたコミュニケーションが根付いているのではないでしょうか。「映画を見るようにWeb観る。音楽を作るようにWebを創る」という肌感覚ですね。そういった方に、イー・エージェンシーという「舞台」の上で自由な「表現」をしてもらい、ユーザーの方々を「感動」させられるようなサービスを次々と生み出すことを大いに期待しますね。