明日の仕事にきく。読めば俄然やる気になる ビジネスキーパーソンwebインタビュー

ストラクチュア株式会社
代表取締役
澤田学

●澤田学(さわだ・まなぶ)1982年生まれ、埼玉県出身。2005年、大学在学中にストラクチュアを設立。インターネット・マーケティングを主な事業として、サーチエンジン・マーケティングサービスの「SEOエンジン」等を提供。2007年、インターネット・メディア運営の子会社リンクスを設立し、地域・テーマに特化した企業とユーザーを結ぶインターネット・ポータルサイト「エリアLinks!」を展開中。

第74回

成長できる職場から
より進化したサービスを目指す

より進化したインターネット・マーケティングを目指して
まずは、会社の現状をお聞かせください。

澤田社長:インターネットをビジネスに活用したい全ての人のために、ドメインを取得しレンタルサーバーでホームページを運用するための「インフラ事業」、立ち上げたホームページの効果を最大化するため集客と販売促進を行う「マーケティング事業」、そして、商品・サービスと消費者の出会いを実現するための「メディア事業」を、3本柱として事業を展開しています。

今後、どのように取り組みを進めていかれる予定ですか?

澤田社長:これまでは、「SEOエンジン」をはじめとする、企業様向けの「マーケティング事業」が主軸となっていました。

インターネットビジネスには欠かせない、検索エンジンからお客様を呼び込むお手伝いをする業務です。

これからは、これまでのノウハウを活かして、今後は個人のお客様と企業をつなぐ「メディア事業」にも注力していきたいと考えています。

現在、社を挙げて進めているのが、地域とテーマに特化したポータルサイトの集合体「エリアLinks!」です。

一例として、自動車学校検索サイトの「自動車教習所Links!」では、既にYahoo!検索で上位表示されるなど、さっそくこれまで培ったSEOノウハウが活きています。

加えて、「@ホスティング」等の、インターネット技術の根幹を担う「インフラ事業」による技術ノウハウの蓄積を通して、より進化したインターネット・マーケティングのサービス提供を目指していきたいと考えています。

学生起業の経験を生かし、社員一人ひとりが成長できる職場づくりへ
創業されたきっかけをお聞かせください。

澤田社長:私が当社を創業したのは、大学4年生の時。当時、理想の職場を求めて就職活動を行い、いくつもの企業の会社説明会に参加しましたが、なかなかしっくりくる会社が無く、ある企業では社長様との面接まで行いましたが、迷った末に、就職を辞退しました。

それならば、理想の会社を自分で作ってみようと思ったのが、創業のきっかけです。

そういった意味では、当社は、就職活動をしている個人が抱く不安を解消し、そして希望を実現するために作られた会社と言えると思います。

職場環境について、重視されている点をお聞かせください。

澤田社長:やはり一番は、社員一人ひとりが「成長できる現場」であることですね。

私自身、社会人経験の無いの学生起業から今に至るまで、本当に様々なことを学んできました。

たとえば新卒採用でも募集している「WEBプロデューサー」の職種では、1人につき1つの新規サイトを責任者として立ち上げていただきます。

企画立案から始まり、社内の先輩の中から、デザインのプロであるWebデザイナー、開発のプロであるWebエンジニア、そしてマーケティングのプロである営業プランナーなどの専門家と協力して、自分のサイトを育てていくお仕事です。

各分野のプロと協力して仕事を進めていくため、WEBビジネスのプロフェッショナルとして、社員自身が一番成長することのできる環境となっています。

これからも会社と社長、そして社員が一体となって成長していく会社であり続けたいと考えています。