明日の仕事にきく。読めば俄然やる気になる ビジネスキーパーソンwebインタビュー

株式会社セント
代表取締役
高原伸広

●高原伸広(たかはら・のぶひろ)1983年生まれ、埼玉県出身。学生時代のインターンシップ中にモバイルビジネスに出会い、起業を志す。株式会社フォーバルにアントレプレナー制度入社。在職中に、セールスレップ資格取得。2年後、短期卒業制度を利用し独立、株式会社セント(xent)設立。リアル連動型検定広告制作サイト「検定せんと」を皮切りにCGMインフラの提供に注力。

第71回

いつでも、どこでも、だれとでも
好きな仕事ができるインフラ提供

ユビキタスワーク第一弾
まず会社の現状をお聞かせ下さい。

高原社長:弊社は「いつでも、だれでも、だれとでも、自由に、好きな仕事ができる仕組み」を「ユビキタスワーク」と呼称しており、それを普及させることを目的として設立しております。

現在は、モバイルCGMサイト構築・運営やコーポレートサイト・企業プロモーションビデオ制作、業務アウトソーシングの3軸で事業展開をしております。最近の動きですと、6月にオープンした検定広告制作モバイルサイト「検定せんと」がリアル連動型媒体として進化を遂げ8月1日よりリニューアルオープンします。また、ユーザーが作成した検定だけでなく、企業様やNPO法人様などの企業様のプロモーション展開のツールとして検定をご活用頂いております。

どのようにして、ユビキタスワークの提供をされようと思われているのですか?

高原社長:様々なCGMインフラの提供や企業と個人間での受発注の仕組み化を支援する枠組みを構築することによって、ユビキタスワークを実現しようと考えております。

現在、第一弾の取り組みとして「検定せんと」をリリースし、知識の共有や検定制作を通じてCtoBの可能性に挑戦しております。「ユビキタスワーク」の提供方法として、当面CGMインフラの量産という形でCtoBの土台を作り、認知して頂くことで「ユビキタスワーク」を推進してゆこうと考えております。

あなたのやりたいことを皆で共有しませんか?
今後の事業展開を教えて下さい。

高原社長:私たちの目的は「ユビキタスワーク」の普及ですが、そのインフラの提供をすることはあくまで手段です。ですから、仕組みを考えたり、作ることに重点を置き、展開します。現在、検定制作ASPやリスティング広告連動システムが開発途上にありますので、弊社ですべてのインフラ提供をしようというのではなく、皆様が行われている事業の一部に「ユビキタスワーク」を導入して頂くことで一緒にインフラの普及をさせて頂けるモデル展開をしてまいります。

最後に若手ビジネスマンにアドバイスをお願いいたします。

高原社長:私自身が、まだまだ人生経験が浅いのでアドバイスできることはないんですが、憧れている経営者の方に教えて頂いた言葉がありますので、そちらを紹介させて頂ければと思います。

「すべじぶ」という言葉なのですが、解釈の仕方で多少は捉らえ方が異なりますが、私はビジネスにおいて「すべて自分の責任」だと、捉え、ブレないよう心がけております。

事業が好転しようと暗転しようと「すべじぶ」、思ったように社内が動いても動かなくても「すべじぶ」といった具合に、ふとした瞬間に「すべじぶ」を思い出して、「すべじぶ」の精神で活動すれば、成功するはずだと私は、信じています。