明日の仕事にきく。読めば俄然やる気になる ビジネスキーパーソンwebインタビュー

株式会社オーエス
代表取締役
関口俊徳

●関口俊徳(せきぐち・としのり)株式会社オーエス代表取締役。1981年東京生まれ。旅行会社、建築現場でのコーキング職人、ブロードバンドサービスを提供するコールセンターでのアポイント業務といった様々な仕事を経験し、2003年12月、23歳という若さで株式会社オーエスを設立。マンションの1室で仲間と2人で始めた会社も、現在、社員75人、年間4億円を売り上げるまでに成長させている。
株式会社オーエスウェブサイト http://www.oscorporation.com/

第63回

社員力をエンジンに
会社とサービスを成長させる

通信事業とWEBビジネスのさらなる高みへ
会社を立ち上げたきっかけは何ですか。

関口社長:昔から経営者になりたいとは思っていたんですが、そもそもは祖父の影響です。母方の祖父が社長で、父方の祖父は政治家先生の後援会役員。人の前に立つ2人の姿を見て育ったということが大きいですね。社会に出てから様々な仕事を経験しましたが、ブロードバンドサービスを提供するコールセンターでのアポイント業務を経験して高い成績を残したんです。その時自分のコミュニケーション能力は通用すると実感して、それが夢を実現する直接のきっかけになりました。

順調に成長している御社ですが、その理由は何だとお考えですか。

関口社長:NTT東日本のBフレッツやNTTコミュニケーションズのプラチナラインといったお客様に安心して頂ける通信サービスを提供しているのは勿論の事、WEB製作事業においても自社ブランドを立ち上げ、その分野であまり開拓されていなかった飲食業やアパレル業界という、WEB製作では未収金が発生する可能性の高いマーケットの開拓に成功したことだと思います。

今後の事業展開は。

関口社長:携帯電話と固定電話の融合(NGN)に対応していくこともありますが、自社事業も伸ばしたいですね。例えばフリーペーパーを作って、弊社がホームページの制作を請け負っている飲食店などのお客様を無料で掲載する。ホームページ、フリーペーパーふたつの媒体によってエンドユーザーの囲い込みをして、既存のお客様の満足度をさらに高めていくなど、やりたいことはたくさんあります。

『全従業員全員経営』という考え方
会社として一番大事にしていることは何ですか。

関口社長:経営理念にもなっているんですが、『全従業員全員経営』という考え方を共有することですね。噛み砕いて言えば、自分の能力を開花できず、仕事がうまくいっていない人には手を差しのべよう!そして、みんなでお客様により良いサービスを提供していこうということです。今まで働いてきた実感として、社員の行動を大きく左右するはずの「想い」の部分を共有できている会社が少ない気がしました。働くモチベーションを保つ上で非常に重要なことなので、弊社はそこを一番に実践しようと思いました。

どのような理由から、この理念が生まれたのですか。

関口社長:成績の良い人間だけが残り、できない人間はいらないという個人の能力に特化した考え方では、ロスが大きいですし社内の雰囲気も殺伐とします。そうではなくて成績が良くならないのは、上司さらには会社の責任と考え、組織全体として良くなっていこうと考える方が将来的な企業の成長に繋がっていくと思うからです。

実際、社員の方々の動きにはどのように影響していますか。

関口社長:朝一、上司の一番の仕事は仕事のことで悩んでいそうな部下に声をかけることだったりします。雰囲気を例えるなら、部活、サークル、家族といった感じですね。そういった社内の空気は、確実にお客様へのサービスに表れ、売上につながっています。今後は社員だけではなく、その家族に対しても「お父さんの働いてる会社で働きたい」なんて思わせるような会社にしていきたいですね。