デジタルハリウッド株式会社代表取締役社長 藤本真佐 |
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第31回前編
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突然の申し出でツタヤオンライン社長就任
藤本社長:
はい。たまたまあるとき、取引先の方に「これからはCGを作ることができる人を育成する必要がある。私が教育したいが、どこかいい学校はないか」と相談を受けました。すると偶然、その数日後に別の取引先の方に、「CGの教育をやりたいが、教えられる人がいない。もし知り合いにいい人がいたら紹介してほしい」と言われました。そこでこの2人を引き合わせたのが、デジタルハリウッド設立のきっかけです。最初はとりあえず引き合わせるだけ、と思っていました。
というのも、私は「学校」「パソコン」「冠婚葬祭」が「三大嫌いなもの」だったのです。ですから、そのうち2つに当てはまる事業には参加するつもりはなかったのですが、誘われ、口説かれ、いつの間にか参加することになってしまいました(笑)。
藤本社長:
そうですね。CGをはじめとするパソコンの可能性は感じていました。当時、『ジュラシックパーク』という映画がちょうど公開されたころでした。それを見て、「CGで映画ができる。セットがなくても、スタッフが全員1つの場所に集まらなくても、パソコンがあれば映画ができる」と大きな衝撃を受けました。デジタルハリウッドという社名・学校名も、「ネットワーク上に映画の都であるハリウッドを作る」という思いが込められています。
藤本社長:
はい、デジタルハリウッド設立の翌年にコンテンツ事業部を分社化しアイ・エム・ジェイを設立し、社長に就きました。その後、TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の増田宗昭社長と一緒に「ツタヤオンライン」を立ち上げました。
藤本社長:
増田社長がIT、エンタメ業界の人を集めてアイデアを聞くための場を設けられたのですが、IT業界を代表して参加予定だった方が、急に出席できなくなり、代わりに私が参加することになりました。それをきっかけに、「TSUTAYAのポータルサイトを作ったほうがいいですよ」と提案し、増田社長もそのアイデアを気に入ってくださり、具体化に向け動き出しました。
その後、増田社長からツタヤオンラインの社長に就任するよう申し出を受けました。突然のことでしたのでいろいろと迷いましたが、最終的にはお引き受けし、99年に社長に就任しました。
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