供給者側だけの論理で動く金融業界を打破
御社はマネックス夜間取引(マネックスナイター)を始めとして、他の証券会社では見られないサービスや商品を積極的に展開していらっしゃいます。
松本社長:
ビジネスでは、お客様のニーズに応じて商品をデザインして、それを提供するのが普通です。ところが日本の金融では、その当たり前のことをやってこなかった。供給者側の論理で、いきなり「これしかありません」と言って提供してきただけです。その状況を変えたいという気持ちが、うちにしかないサービスや世界初の商品の提供に繋がっているのでしょう。
今年4月に開始した「世界債マネックスオークション(マネオク)」は、どんなサービスですか?
松本社長:
機関投資家の世界では、債券が新規に発行されるときに機関投資家側が「金利が○○%なら買います」という注文を出し、それに応じて債券が発行されます。この仕組みを個人向けに取り入れたのが「マネオク」で、おそらく世界初の試みになります。
画期的なサービスですね。
松本社長:
ただ、発想は単純ですよ。私を含めて社員たちが「自分だったらどんな商品やサービスが欲しいか」、「自分の親に勧めるとしたら、どんな商品やサービスがいいか」というところから発想をスタートさせただけですから。人ごとではなく自分に置き換えて考えれば、自然に簡単でウソがない商品やサービスが生まれてくるものだと思います。
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