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組織を変えるリーダーの一言

ビジネスコーチ/人財育成コンサルタント 竹内義晴
自動車メーカー、コンピュータ会社を経て独立。システムエンジニア時代にプロジェクトマネジメントにコーチングや神経言語学を生かし、組織活性化に成功。システム構築には技術があるように、人材育成にも技術がある。現在はリーダー層を中心としたビジネスコーチング、人材教育、企業研修に従事。

テイクウェーブの竹内義晴です。「しごとのみらい」というメルマガを「リーダーシップ」「マネジメント」「モチベーションアップ」を中心に、どうすればスキルを磨き、仕事に充実感を持つことができるのか?社員にやる気を持たせることができるのか?などのテーマで、毎日発行しています。

このコラムでは、5回に渡って問題解決手法やリーダーシップ、モチベーションアップなどをテーマにお話していきます。

4回目の今回は、「現代のリーダーに必要な能力」についてお話したいと思います。

「Yes,we can! Change!」今や誰もが知っている、あのオバマ新大統領が演説で使っていた言葉。直訳すれば「私たちにはできる!変われる!」という意味になるのでしょう。

アメリカ発の未曾有の不況というのに、一番の当事者であろうオバマ新大統領の言葉には、憎さではなくなぜか力を感じます。「みんなでがんばろう!」…そんな気になります。

一方で「不況だ!大変だ!」と言っている日本のリーダー達もいます。現実として起きていることに大した違いはないのに、この差は何なのでしょうね?

このような時代こそ、わたしは「リーダーのコミュニケーション能力」がとても重要だな〜と思います。

つまり「何を言うか?」に加え、「どのように言うか?」ということ。

わたしがメンターとして尊敬している方々は総じて、「現代は、今まで経験したことがないほどのチャンスだ!」と表現しています。さらには「この歴史的変化点に立ち合えることにワクワクしている」と表現する人もいます。

おそらく、今世の中が経験していることと、わたしのメンター達が経験していることには、さほど大きな違いはないと思いますが、「不況だ!大変だ!」と騒ぎ立てるよりも、「現代は、今まで経験したことがないほどのチャンスだ!大変なことも多いと思うけど、みんなで船出しよう!」と言われたほうが、なんだかやる気が沸いてきます。

チームのモチベーションは、リーダーであるあなたの言葉1つで大きく変わります。これはリーダーにのみ与えられた特権です。かけた言葉でやる気を出す社員の顔は、きっとあなた自身をもやる気にさせてくれることになるでしょう。

もし明日、あなたが会社で社員に何かを語りかけるとしたら、どんな言葉をかけますか?

最近はコミュニケーションに関する著書も多く出版されていますし、わたしのメルマガでもご案内しています。「何を言うか」に加え「どのように言うか」についても考えてみてはいかがでしょうか?

わたしも情報を発信する1人として、もっと世の中が良くなるような言葉を選んで行きたいなと思います。何かと不安が多いご時世ですが、夜明け前がもっとも暗いといいます。明けない夜はありません。がんばっていきましょう!

今回のポイント

不安定な時代こそ、リーダーのコミュニケーション力が必要。
「何を言うか」に加え「どのように言うか」を考えてみよう。

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