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3歩先を見る

ドリームナビゲーター/コンサルタント 山本 浩士
家電・コンピュータ販売、墓地墓石営業、コピーエディター、システムエンジニア、業務改善支援など多業種にわたる豊富な経歴を持つ。現職はコンサルタント。料理・写真・ワインなどの趣味を持ち、日々の生活も楽しんでいる。これらの経験を活かした幅広い視点でのコーチングやアドバイスを行うことを信条としている。

こんにちは。ドリームナビゲーターの山本浩士(ひろし)です。連載3回目のテーマは「3歩先を見る」です。前回は「過去を振り返る」だったので反対のことを書いているようですが、どちらも大切なことです。では始めましょう。

あなたは車を運転しますか?まっすぐの道でも右か左かに寄って行ってしまったり、無意識のうちにフラフラと運転しているということはありませんか?車の運転が上手い人は、こういうことはありません。なぜなら、目線が違うのです。運転上手な人は目の前の車を見つめるのではなく、数台先、だいたい3台くらい先を見ています。こうすることでフラフラしない運転が出来るようになるのです。

このことは目標に向かっての進み方にも応用できます。忙しかったり焦っていたりすると、ついつい目の前のことだけに注意が行きがちです。すると進み方もフラフラしてしまうのです。しかし、目の前のことだけでなく、計画に基づいて少し先を見据えることで、目標からずれた場合に速やかに気づくことができます。目の前のことしか見えていないと、正しい方向を向いているかどうか分からないのです。

1歩先では不十分です。2歩先なら十分かというとまだ足りません。経験上、3歩先くらいがちょうど良いのです。遠くならいいのかということで、それ以上先を注視してしまうとこれまた危険です。目の前のことが見えなくなりすぎてしまうのです。灯台もと暗し、という感じですね。

3歩先を見ていると、不測の事態が生じたときのコントロールをしやすくなります。なぜなら、回避するまでに時間的余裕が得られることになるので、最善の方法を選択できるようになるのです。また、落ち着いた対処ができることで、焦りなどからも解放されます。これは大きなメリットです。

物事が100%計画通りに進むことはまずありません。何かしら起こるものです。その時にどう対応するかが重要なのです。正しい判断をするには考える時間が必要です。今すぐにどうにかしなくてはならない!という状態は好ましくありません。ぶつかるぞ!という情報が来たときに目の前にその壁があったら避けようがないこともあります。

しかし、100m先に壁があって、このまま進むとぶつかりそうだ、という情報であれば時間的余裕もあり回避も可能ですよね。

これが3歩先を見るメリットなのです。目の前だけでなく少し遠くを見ることの大切さをご理解いただけましたでしょうか?もちろん前だけを見るのではなく、後ろを見ることも大切なポイントなのは言うまでもありません。

今回のポイント

目の前でもなく遠い先でもなく3歩先を見ることで、
余裕を持ったコントロールが可能となり成功へと近づける!

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