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過去を振り返る

ドリームナビゲーター/コンサルタント 山本 浩士
家電・コンピュータ販売、墓地墓石営業、コピーエディター、システムエンジニア、業務改善支援など多業種にわたる豊富な経歴を持つ。現職はコンサルタント。料理・写真・ワインなどの趣味を持ち、日々の生活も楽しんでいる。これらの経験を活かした幅広い視点でのコーチングやアドバイスを行うことを信条としている。

こんにちは。ドリームナビゲーターの山本浩士(ひろし)です!連載2回目のテーマは「過去を振り返る」です。字面だけ見るとネガティブなような気もしますが、実はとてもポジティブなことなのです。では、早速始めましょう。

あなたは外出前や外出中、鏡を見て身だしなみをチェックすることがありますか?また、あなたはある目標を目指すとき、過去ではなく未来に重点を置いて進むタイプですか?それとも過去を振り返りながら進むタイプでしょうか?

脈絡がないような質問ですが、ちょっと考えてみてください。

鏡を見るというのは、他人からどう見えるかをチェックすることです。これと同じように自分の過去もチェックしてみましょう。一歩引いて客観的に見つめるのです。こうすることで過去の経験から貴重なエッセンスを引き出すことができ、今後の人生や仕事に活用できるようになるのです。振り返らないで進み続ける人はこのエッセンスを手に入れることができず無駄に捨ててしまっているのです。

しかし過去にとらわれすぎるのも良くありません。「前はこうだった」ということに固執していては新しいアイデアは生まれません。過去の経験を利用しつつ新しいアイデアを生み出していくのです。

また、過去の失敗が多ければ多いほど、その経験を活かした危険予知能力も高まります。これはリスク回避能力と言えるかもしれません。実際に身をもって体験したことの方が、自分の力になるのです。だからといってわざと失敗するのはダメです。あくまで成功を目指してチャレンジした結果に意味があるからです。

失敗すると精神的にもへこみますよね。これこそ素晴らしいチャンスなのです。このへこんだ状態はバネを押して縮んだ状態です。縮んだバネはその反発力で伸びることができます。タイミングを上手く合わせて伸ばすことで失敗の経験を次の成功につなげることができるのです。

今までの話をまとめると、まず過去を振り返るのは大切なことです。そして失敗は忘れ去るのではなく次の成功へつなげるための糧となるので、振り返る際は成功だけでなく失敗にもフォーカスします。失敗したというのはチャレンジした証拠です。恐れずにチャレンジしましょう。そして経験を積んでいきましょう。

失敗を振り返るのは辛いことかもしれません。でもその失敗にはあなたを成長させてくれる栄養分が豊富に含まれています。これを捨ててしまうのはホントにもったいないことなのです。最後の一滴までエッセンスを搾り取り、今後に活かしていきましょう!

今回のポイント

過去を振り返るのはとても大切なこと。
失敗の中から次の成功に役立つエッセンスを残らず搾り取ろう!

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