“事あれ主義”たれ
インターネットビジネスの起業塾、失恋のカウンセリングなどを運営。
著書に「失恋に効く魔法のことば」(講談社)。anan など雑誌掲載多数。
殿堂入りメルマガ「考える力をつける」を4年に渡り執筆。読者約3万人の人気メルマガに。
こんにちは。『考える力をつける』発行者の柳沢です。
ほとんどの日本人が、学校や会社で『事なかれ主義』で、育てられてきました。
・前例がないから。
・危ないから。
・お金がないから。
・時間がないから。
・人がいないから。
・経験がないから。
これらは、成熟した社会で、安定を求める場合には、必要な考え方です。
しかし、新しいことを始める場合や、革新が必要な時、また、動乱の社会にお
いては、これでは成果が出せません。
ライト兄弟が、前例がないことを理由に、空を飛ぶことを諦めたでしょうか?
特に、現代のような変化の早い社会において、何か物事を成し得たり、社会にイノベーションを起こす場合には、真逆の発想法が必要となります。
言わば、“事あれ主義”です。
これを実践するには、2つのポイントがあります。
1つ目、『失敗を恐れない』ことです。
ほとんどの人が、失敗を恐れます。
しかし、新しい物事を始める時に、失敗しないことなどありません。
あなたは、生まれてすぐに、立ち上がることができたでしょうか?
何度も転び、失敗しながら、歩くことを学んだはずです。
あなたがリーダーであれば、部下の失敗も受容してあげなければなりません。
失敗を受容するということは、リスクを受け入れるということです。
ほとんどの人が、何かを“行う”リスクばかりを考えますが、“行わない”リスクについて考える人は、ほとんどいません。
何もしないことで周りから遅れ、取り残されてしまうことは多々あるわけです。
もう1つは、『考えない』ということです。
ほとんどの人が、何かを始めようとした時に、すぐには行動しません。
まず、考えます。
そして、その考える内容と言えば、マイナスやネガティブなことばかり。
最終的には、せっかくやろうと思っていたことを中止したりします。
これでは、新しい物事を始めることはできません。
以上のように、成果を求める人にとって、最も大切なことは、
『失敗を恐れずに、リスクを背負ってでも行動すること!』なのです。
組織が肥大化すればするほど、こうした行動を取ることが難しくなってきます。
そこで働くあなたも、それが当たり前だと思うようになってしまいます。
それは、非常に危険。
私生活でも、ちょっとしたリスクを背負い、行動を起こすようにしてみてください。
新しい世界に出会えたり、新しい発見がたくさんあるはずです。