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「どんな人」が成功するか

エニアグラムコーチング取締役社長 安村明史
1958年生秋田県出身。リクルート系コンサルタント会社から独立後、日本初の『エニアグラムコーチング』を活用したコンサルティングプログラムを開発。著書に「9タイプ・コーチング」(PHP研究所)。平成18年19年度連続で財務省上級管理職研修講師。『プレジデント』などビジネス誌、新聞で掲載多数。専門は『ビジネス心理学』。

今回は、テーマである「どんな人が成功するか」について、成功しやすいタイプ、気質について述べていきたいと思います。

旧来日本では、人生に成功するタイプとして、「運」「鈍」「根」の要素が必要であるといわれてきました。

この3要素のうち「運」の要素を持つといえるのが、「楽天的」な気質を持つ人。自分の運が強いといつも信じられ、失敗しても軽いフットワークで立ち上がる楽天的な気質です。

このタイプで典型的なのは、元プロ野球選手の新庄選手。「強運を持っている」という発言で知られています。新庄選手のようなタイプは、いつも自分は運が良いと信じていられます。失敗をしても、あまりストレスを抱え込まず、前向きになれるのです。それゆえに、失敗には強いともいえるのです。

過去、数々の失敗を乗り越えてきた人は成功する、と世間では言います。失敗を乗り越えるとは、どんな運命にあっても逃げないということです。

そのためには自分を被害者の位置に置かず、自分を鍛えるチャンスと、前向きに捉えることが肝心。

新庄選手のような楽天家を目指して、いつでも、どんな時でも「自分はツイテル」「運が良い」と口に出して、常に前向きな意識を持つことができれば、皆さんもきっと失敗に強くなれます。

「愚痴っぽく」なっていないか「被害者意識」はないか、一度、自分を見つめ直してみてくださいね。

さて、次回から「エニアグラム」というものについてお話を進めていきたいと思います。エニアグラムとは人間の性格分類の手法です。国内大手印刷会社、財務省上級職者研修、アメリカではCIAも使用している優れモノ。

この手法を使い、自己を客観的に理解することは、自己改善に大きな効果があります。たとえば、前述の成功を妨げる「愚痴っぽい」「被害者意識」を持ちやすいという傾向を客観的に把握することで、意識的に、自己改善に努めることができます。

是非、ご自身の「エニアグラム」の性格タイプ分類を、下記のメールマガジン登録から、診断してみてくださいね。きっと何かしらの気付きを得ることができる思います。

ちなみに、前述の新庄選手はエニアグラムの性格タイプ分類で、「楽天家」気質を持つタイプ7だそうです。ぴったりとその性格を分析していますね。

今回のポイント

「自分はツイテル」「運が良い」といつも口に出せば失敗に
強くなれます。それによって成功する人になれます。

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