プロフェッショナルな振る舞いをしよう!
こんにちは!「外資系に学ぶ成功する仕事術」の発行者、
ダイナミックヒューマンキャピタル株式会社の中村文子です。
今回から3回にわたって担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
【自分の価値を下げる一言】
「まだまだ若輩者で何もわかりませんが、どうぞご指導よろしくお願いいたします」という初対面の挨拶。
「なぜ私のような未熟者が壇上にいるのか今でも不思議ですが、
このテーマで話してほしいとご指名をいただきましたので、プレゼンテーションを始めさせていただきます」
という始まりの講演会。
皆さんはどう感じますか?プロの世界に不必要であるばかりか、自分の価値を下げる一言だと私は思います。
以前働いていた外資系企業で、緊張して苦笑い・照れ笑いをしたら、
後で上司から「あれは笑う場面ではない。プロらしく見えない」と言われたことがあります。
自分のそういったしぐさや、与える印象をあまり意識していなかったので、はっとしました。
「英語が下手」「プレゼンテーションは苦手」「まだ不慣れなので見苦しいかもしれませんが…」
そんな言葉は準備をしっかりしてこなかった言い訳に聞こえます。
「自分なりにベストだと思う提案を持ってきました。ぜひ聞いてください」です。
【アヒルのように…】
アヒルは水面上はとても気持ちよさそうに滑らかな動きで泳いでいますが、
水面下では足を必死に(?)動かしています。
緊張する場面、
自信がない場面でも、「Act like a duck」つまり、内心は緊張で心臓がバクバクしていても、
表面上は余裕たっぷり、自信に満ちたプロフェッショナルを演出する、ということです。
緊張してきたら、「アヒル、アヒル」と心の中で言い聞かせてみてください。
【プロフェッショナルな振る舞い】
では、ビジネスの世界で、プロフェッショナルな振る舞いというと、
どんな振る舞いを思い浮かべますか?
自信に満ちた表情、相手の目をしっかりと見る視線、落ち着いた声のトーンにはっきりとした口調、
通る声、適度のジェスチャー、背筋の伸びた姿勢、などなど…。
具体的にどうすればよいか思いつかない方は、尊敬する先輩や上司の振る舞いと自分の振る舞いを、
意識して見比べてみてください。誰かに批判されたときの受け答え、意見を発表するとき、
大変な状況の中で部下と話すとき、その人はどんな振る舞いをしていますか?
ビジネスはプロとプロの勝負の世界です。かっこよくプロを演出して自分の価値を高めましょう。